« 2015年10月 | トップページ | 2016年1月 »

年末のごあいさつ

285x300

 

 xmas師走の候、皆さまにはご健勝のこととお喜び申し上げます。

 このHPを見に来てくださり、ありがとうございます。

 

 この一年ほど記事を書いたりHPを更新したりすることが少なく、何通か心配するお便りをもらいました。ここで近況紹介をしようと思いました。

 

 私は大学で社会学・労働問題を学び、民間の建設会社を経て20代から30代に厚生労働省の外郭団体である研究所に10年務めました。そこで、見たものは湯水のような公金浪費でした。研究所の職員はほぼ全員遅刻、厚労省から天下ってきた理事長は毎月女性連れで視察と称した海外旅行、飛行機はファーストクラスでホテルは五つ星のスイートルーム、現地では観光、ゴルフ、ショッピング三昧……。私自身も不正経理を強要されて反対したところ課長のパワハラをうけました。そこで、小泉首相による行革が始まった2001年に週刊朝日に内部告発をしてジャーナリストに転じました。

 それから10年、皆様の応援で、雑誌を中心に本も10冊書き、テレビやラジオで話してきました。2009年ごろはとくに忙しく、一日16時間ほど執筆し、休みは風呂と寝る時間だけでした。

 

event政治とのかかわり

 そんな中、2010年の正月明けにみんなの党(当時)の浅尾慶一郎議員からお誘いを受け、2010年の参議院選挙に立候補したものの、立候補があまり周知されずに落選しました。その後、体制に不信をもって党を離れたものの、2013年には日本維新の会からオリンピックを控えた都議選に立候補したものの落選しました。

 お役所のムダを明るみに出す執筆活動を10年続け、民主党の事業仕分けショーなどに代表される、問題は明らかなのに変えない政治に業を煮やし、自分が政治に入って変えていきたいと思ったのですが、新規の参入障壁は高かったのです。

 いったん選挙に出ると不偏不党であるべきジャーナリストに「色がついた」とみられ、マスコミでの仕事を再開しにくいこと、また、問題を指摘すると一部の政治家にアイディアを真似され人気とりにのみ利用されてしまうことがあったため、書く意欲を失いました。 けれども、自分が立候補し、政治活動に身を置いたことで、政治家の考え方や動き方が以前よりもわかるようになりました。それは行革や政府のあり方を考える上でプラスです。

 

hospital父の介護

 同時に、父がアルツハイマー病にかかり、2009年から同居介護を始めました。父は2013年から特別養護老人ホームに入所しています。

 

airplane国際NGOに参加

 また、2012年から、腐敗をなくす啓発活動を行う国際NGOであるトランスペアレンシー・インターナショナルの日本法人の事務局長を引き受け、2014年からは理事長になりました。日本各地には行政のムダ遣いを追及する市民オンブズマンがいます。トランスペアレンシー・インターナショナルはオンブズマンの国際連帯組織のようなものです。公益通報の保護のほか、発展途上国の公務員に先進国の企業がワイロを払わないようにするための啓発が主な活動です。いろいろな国の代表と意見交換をして、オリンピックなどのスポーツを巡る汚職や天下り、金権政治は世界共通であることも知りました。

 けれども、しばらく私が執筆活動を休んでいた間に、政府予算は膨張の一途で、2016年で主も「過去最高の予算額」を更新するでしょう。

 

 それなので、執筆活動を本格再開しようと決心しました。トランスペアレンシー・ジャパンの顧問の弁護士の方が言っていました、「腐敗は組織の生活習慣病のようなものであり、だからこそ、腐敗対策を習慣にしなければならない」

 たとえ政や官の力が強くペンの力は弱くても、声をあげ続けていきます。

 

pencil公務員

 私の本の読者にも、応援してくださる方にも公務員の方が多くいます。

 公務員の方々も、ただ安定や権力を求めるだけでなく、高い見識をもち公のために尽くしたいと考えている方が少なくありません。「あなたの言うことは正論だが、無駄を減らせというが、そのカットされる人々の抵抗を考えれば現実的でない」と言われることもあります。いずれも、国を憂いる気持ちは同じ、ただ、国をよくするための方策が違うだけ。たとえば、財政赤字の縮小のために、私は税のムダ遣いをなくすべきと考え、財務官僚は増税すべきと考えるのです。政治家は地元への利益誘導こそが善であると唱えます。いずれも一理ありましょうが、私は私の主張をしっかり続けていきます。公務員や政治家の方々のご苦労は存じており立場は尊重しますが、ジャーナリストとして、ときに厳しく鋭く追及していきますのでご容赦ください。

写真は今夏ブラジルで。アマゾンの怪魚ピラルクのぬいぐるみを抱いています。

ブラジルは私にとって特別な国であり、「ブラジルわが心の旅」の報告を新年にアップ予定です。

『内閣人事局発表の国家公務員ボーナス “厚遇隠し”3つの嘘』日刊ゲンダイ

今日10日は国家公務員ボーナスの支給日。平均87万円、年明けには別途「大入り袋」も支給予定。でも大新聞やテレビで報じるのは過少な額。カラクリを書きました。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171333

« 2015年10月 | トップページ | 2016年1月 »

ツイッター

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

twitter

Facebook Mixi Other Other Twitter