国土交通省がいらない庁舎を大量発注 週刊文春
木曜発売の週刊文春に「国交省『いらない庁舎』を駆け込み発注、全国34ヵ所1932億円 政権交代どさくさまぎれ」を書きました。
左の高松サンポート合同庁舎はその9割が廃止勧告を受けている、いわばいらない役所のショーケース。右は、同じ高松にある四国農政事務所の内部です。「会議室」の看板がかかった部屋の中は男性用の職員休養室(写真は女子更衣室のもの)。今回もまた「地を這うような」(勝谷誠彦氏よりいただいた言葉)潜入取材をしてきました。(8月10日削除)
ところで、各党のマニフェストが出揃いました。民主党は「ムダを削って(財政再建はせず)”弱者”にばらまき」自民党は「(ムダを削らずに)消費税アップで既得権益にばらまき」というように読めます。民主党は財政赤字縮小について何も触れていないのが不満です。ムダを削って財政再建をして、かつ必要なところに配分すべきです。
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» 「渚にて」、を再見して [変人キャズ]
1959年に製作され、話題となった名画、「渚にて」、が昨日TVで放映され、ちょうど60年ぶりで見た。
当時これを見て大層感銘を受けたことと共に、その数年後に初めてサンフランシスコを訪れて金門橋を見に行ったときに、其処でカナダから来た老婦人旅行者とこの映画の話をしたことが懐かしく想い出される。... [続きを読む]
おはようございます。
先週のみやね屋を録画して見させていただきました。
若林さんもナカナカ言いたいことを言わせてもらえないようで【政権交代しないとムダは無くならないわよと言いたげでしたね(笑)】、ヤキモキして見てました。
しかしあの歳川と読売の春川はムカつきましたね! 自分らはマトモな取材もしてないくせに、若林さんの意見に茶々入れやがって!
ああいう野蛮な連中に取り込まれないように若林さんも気をつけて下さいね。
これからの御活躍を楽しみにしております。
投稿: さとし | 2009年8月 3日 (月) 05時51分
意見です。
以前から、週刊誌の記者や芸能レポーターの方に疑問を持っていました。
個人や団体のプライバシーを、どの様に考えているのでしょうか。
この記事に、「今回もまた「地を這うような」(勝谷誠彦氏よりいただいた言葉)潜入取材をしてきました。」とありますが、潜入取材とは無許可と言うことでしょ・・・、オマケに女子更衣室の写真まで撮ってきているのはやりすぎではないでしょうか。
雑誌が売れれば何をしてもいいのですか?「言論の自由」と言う大きな盾に甘えて、何でも許されると思っているのでしょうか。
もっと堂々と許可を取って取材をし、記事を書くべきだと思います。
いろいろ書きましたが、応援しています。
投稿: 山下 英樹 | 2009年8月 7日 (金) 21時47分
山下様
ご指摘ありがとうございます。ご指摘のとおり、やりすぎなので更衣室の写真は削除しました。
取材対象が事実を秘匿している場合、無許可の潜入取材で初めてわかることがあります。勤務中の公務員は公人とされ、写真撮影も自由です。けれども、ご指摘のとおり、私も確かに甘えていました。役所が常に秘匿しているわけでなく、きちんと取材に応じてくれることも多いので、なるべく礼を尽くし、事前に許可をとって取材するよう努力します。今回の写真掲載はやりすぎでした。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: 若林亜紀 | 2009年8月10日 (月) 02時50分
さとし様
いつもありがとうございます。同様のご意見を他にももらいました。
実はテレビの収録の前、局側から「本や週刊誌のように好き勝手なことを言ってもらっては困ります。悪口一辺倒でなく、まじめに働く公務員もいるということを忘れずに加えてください」と釘を刺されました。コメンテータの方たちは、茶々でなく、バランスを取ろうと違う意見を言ったのだと思います。
少し考えると、なるほどなとも思いました。
本や週刊誌は、分別ある大人が選んで読んでくれるもの。公務員が基本的にまじめな人が多く社会的な信用があるという社会通念がある人たちに向けて、それでもそのベールの裏で癒着や腐敗があるという真実を伝えます。
ですが、テレビは子供から大人までいろいろな人が見ており、しかも勝手にお茶の間に飛び込んでいくもの。公務員の悪口を言えば、「公務員=すべからく悪者」と思い込んでしまう視聴者もいるかもしれないので、表現に慎重になるのだと思いました。
投稿: 若林亜紀 | 2009年8月10日 (月) 03時11分
前略
先日の朝日新聞に掲載された若林さんの記事を拝読し、まさに開いた口が塞がりませんでした。実は、私も出向という立場でですが、官僚の天下りを受け入れる特殊法人にいた経験があり、彼・彼女らの遊び半分(殆ど日がな一日遊んでいる職員もいました)の勤務ぶりには今更驚かないつもりでいましたが、よもやここまで腐敗しているとは存じ上げませんでした。永田町にも2年間在籍した経験があるのですが、官僚の人々は、本当に政治家を良い気持ちにさせるのが得意な人種です。それで、行政改革を本気でやろうという志の高い政治家も、まんまと丸め込まれるのを見聞きしました。そこで若林さんに提案があります。主権官僚から、真の意味で国民の手に無駄な税金を取り戻そうと本気で立ち上がった方々の組織体、改革新党・みんなの党のサポーターとなり、代議士・国会議員という立場から国民の手に主権を奪還していただきたいのです。手垢のついた、ただ議員になりたいだけという政治家は、もうこの国には不要ですし、またそんな余裕もないはずです。
是非、江田憲司さんか、渡辺善美さんに連絡をしていただき、この国を良い方向に進むよう舵取りをしてください。
本当なら私が遣りたいところですが、志ばかり高くて、少々(大分?)能力的に欠けます。
若林さんなら、国民の目線で政治(真の行革)の仕事が出来る逸材だと確信しております。もう時間がありません。
是非ご一考いただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。私もその際は、出来る限りのお手伝いをさせていただきたく考えております。拙文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追伸 遅ればせながら、これから若林さんの著書等も拝読させていただきます。
投稿: 近藤 勇一 | 2009年8月12日 (水) 20時13分
近藤様
ありがとうございます。行革という点では明治維新にも劣らぬこの変革のチャンスに、私もできるだけ力を尽くしたいと思います。ですが、私にとっては政治の世界は不案内なので、ジャーナリストとして真実を見据え、伝えることに専念します。もっと政治の世界に分け入って、直接行革に参加したいのはやまやまですが、どの政党にも与せず、ジャーナリストとして中立の立場で参加できる機会が来るのをを待ちます。
もちろん、渡辺氏、江田氏、みんなの党には共感するところが多いので、応援し期待しておりますが、同時に行革を志す与野党の他の政治家もまた同時に応援し期待しています。
投稿: 若林亜紀 | 2009年8月14日 (金) 00時05分
渡辺嘉美、江田憲司のグループは民主党に政権を取らせないための自民党が送り込んだ勢力です。
彼らの政策は行革を始めとして、ほとんど民主党と被ってるのに民主党と組みしない理由は何か!?
渡辺本人は民主党の支持母体が労組だからと言っているが、そんなのはまやかしに過ぎない!
彼らは民主党の票を奪って自民党清和会を助けたいのです。
自民党・民主党双方が過半数を得られなければ自民党に付くのが目に見えています。
ですから若林さんも読者の方も騙されないで下さい。
投稿: さとし | 2009年8月14日 (金) 23時38分
携帯へのメールありがとうございました。さて、民主党に台風並みの順風が吹き荒れています。一部には320議席を越える議席を獲得するんじゃないかという報道もなされていますが、たしかに現在の情勢を見ればそれもありえない話ではないと思います。しかし、あまりに大きくなりすぎた民主党は核分裂を起し、そこに良質の自民党議員(あまり良質な人はいませんが)が合流し、自然と政界再編が起こってくるんじゃないかと予想しているんです。そこに゙みんなの党゙が果たすべき役割が出て来ると確信しています。若林さんのスタンスはよく理解出来ましたので、マスコミ等で官僚の不正をこれからも告発していってください。これからは、欲に目がくらんだ男よりも、若林さんのような真面目な方が報われる社会がきっと訪れると思います。プロフィールで「予備自衛官」という肩書きを読み、少しびっくりしましたが、万一日本が他国から急迫不正の攻撃をされるかも解らない時、若林さんの出番もあり得るのですね。そうならないように、政治家の皆さんには話し合いでなるべく解決してほしいと思います。私も現在は一介の運送屋に過ぎませんが、国を思う心は、人後に落ちないと、いささかの自負もしております。
西郷隆盛の言葉に「命も要らず名も要らず、官位も金も要らぬものは始末に困るものなり、この始末に困るものならでは共に国家の大業は成し得られぬものなり」という言葉がありますが、現在の私にピッタリの言葉です。
共にこの日本を良くするために頑張りましょう!!。
投稿: 近藤 勇一 | 2009年8月24日 (月) 04時14分