鹿児島に行ってきました。
鹿児島に行ってきました。4月に出る雑誌に記事を書きます。
鹿児島は篤姫のふるさと、そして、明治維新に日本の礎を築いた英雄たちのふるさとです。春分の日に史跡を見てまわりました。
島津家の庭園、西郷隆盛が最期を迎えた洞窟、桜島を見たあと、維新ふるさと館に行きました。
薩摩藩は国内2位の石高を誇る豊かさで、城にお金をかけるより、人材育成に力をいれていたそうです。当時の下級武士の日課表がありましたが、
・出勤
・夕方、近所の子供に学問と武道を教える
・夜、大人同士で武道の鍛錬や学問
と、とてもまじめなものでした。その気骨と知性が明治維新で一気に花開き、他のアジア諸国が欧米の植民地になる中、独立を守り近代化を導きました。
今は、それでうまくいっていた官僚制やらいろいろな仕組みがそろそろたるみ、人口減少という新たな時代局面も迎え、組み直しが必要なときだと思います。私もできることをしていこうと思いを新たにしました。
なお、鹿児島は温泉がたくさんあり、黒豚に薩摩あげなど、食べ物もおいしかったです。
これは1泊目に泊まったホテル。民営化した元公共の宿です。
海を臨む展望温泉露天風呂があります(下の写真1枚目)。
2泊目は、現役の公共の宿に泊まりました。
お風呂はまた、展望温泉露天風呂です。ここから見えるのは鹿児島県庁です(右の写真、お風呂で撮ったもの)。なぜなら、このホテルは県庁に連絡や研修などでやってくる市町村職員のために建てたホテルだからです(一般の人も泊まれます)。鹿児島県庁は、日本で3番目にお金のかかった県庁だそうです。薩摩藩時代とは大違いです。
観光バスで、こんな話を聞きました。その昔、島津藩の家老平田靫負(ゆきえ)は、治水工事の費用が見込みよりかさみ、責任をとって切腹したそうです。これも「公共工事は小さく生んで大きく育てる」という今のお役人とは大違い。
仕事柄つい辛口なことを考えてしまいましたが、最後は長島美術館を見て、美しい白磁の焼き物に目を見張りました。やはり薩摩藩の豊かさが偲ばれる豪華けんらんさでした。
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