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道路公団

一昨日、セクハラ判決が出、逆転敗訴でした。

特殊法人勤務時に、異動希望先の上司から「人事の話をするから」と2人きりで酒席に誘われ、「不倫しよう」と言われ、断ったのにその後もくり返し誘われた事件です。1審は私の全面勝訴でした。被告は、法人の顧問弁護士3名を投じて控訴してきました。内一人は厚労省のOB弁護士です。

被告が私の著書の『ホージンノススメ』を証拠提出し、「この本に自分は登場していないのでセクハラはなかったはずだ」、「猥談はしたが武勇伝のつもりだった」と主張し、裁判官がそれを聞き入れたのにはびっくりです。私が朝、被告にあいさつをしていたため、「セクハラ被害者の行動とは思えず、セクハラがあったとは認められないとのことでした。

相手が上司なら、あいさつもしないとか、罵倒はできません。それを逆手にとるから職場のセクハラは悪質なのに・・・・・・。

でも、相手は弁護士3名。私はもともと謝罪と少額の慰謝料を求めただけの本人訴訟。証拠もありましたが、負けてしまいました。この裁判の経費も雇用保険料から出している可能性があります(裁判で被告側に確認したところ回答拒否)。上告したいところですが、執筆に力を入れたいとも思います。判決文をそのうちに載せます。

ところで、今週は、アエラで道路公団の副総裁のお子ちゃまぶりについて書きました。猪瀬直樹さんに「うそつき」と言われ、傷ついたといって公務を休んでいるのです。公団には、非難のメールが1日100件きたそうですが、副総裁は態度を改めません。民間の非常識・無責任が霞ヶ関の常識です。

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コメント

全く理不尽極まりない判決です。

若林様の良識や優しさが逆手に
取られた感じがいたしますね。

司法には弱者救済や公平性など
ないように思いました。

大きな組織は、どこまでいっても
うまく水面下で手をつないでいる
ようで、憤りを感じます。

とにかく元気を出してくださいね!
とり急ぎ……

上司という存在は組織から全面的に強く
擁護されていて、完全に違法とされない
限りは、いかに不適切な言動をとろうとも
反省も謝罪もなく居直って平気でいます。

その狡猾な姿は、まさに「愉快犯」です。

私も外資系IT企業在籍中には、ジョーシと
いう名のジョーシキのない輩に幾度となく
セクハラやパワハラを受け続けて来ました。

勤務先に警察をつくってほしいくらいでした。

それではまたご連絡致します。
落ち込まないでくださいね!!

「鼻で笑っていましたが、裁判官がそれを聞き入れたのにはびっくりです。」

上記の如く裁判官や年長の人間など

経験ある人の意見を鼻で笑う行為は

慎むべきであると思います。

若林様ご自身が法学部ご出身なので申訳ないが、私は法律関係者が嫌いです。
例えば、弁護士という職業の人は真実を隠してでも捻じ曲げてでも無罪を勝ち取ることが仕事のように考えている様だし、官僚(殆どは法学部卒)は、日本の為よりは自省のため、省の為よりは自局のため、局の為よりは自課のための利益を優先することが昔から言われていた。私は日本を悪くしたのは法科万能の社会制度だと思っています。
ガリレオもジョルダノブルーノも法廷では敗者でしたが現在の人類社会ではあの時の裁判官を正しいと思う人間は一人も居ません。
若林様には悪いが、私は早く日本も「法科・三百代言・侮蔑」の社会になって欲しいと願っています。

イプサムブログ:http://ipusamu.at.webry.info/200508/article_44.html
にも、司法の無能についてコメントしました。

「鼻で笑っていましたが、裁判官がそれを聞き入れたのにはびっくりです。」

上記の如く裁判官や年長の人間など

経験ある人の意見を鼻で笑う行為は

慎むべきであると思います。


こういうバカなコメントをする人間がいるから、セクハラはなくならないのでしょう。
 裁判官や年長の人間なら何を言っても、しても良いのでしょうか?
見識を疑っちゃうなぁ。
向ける矛先が違うんだっつーの。

この記事へのコメントは終了しました。

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